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2点差、かーらーのー… ~大宮アルディージャ×ベガルタ仙台~

8月7日(日) JリーグDivision1 第20節 19:00 kick off NACK5スタジアム大宮


大宮アルディージャ 2-2 ベガルタ仙台

得点:(大宮)ラファエル(前半14分)、ホドリゴ・ピンパォン(前半40分)
(仙台)赤嶺真吾(後半10分)、菅井直樹(後半32分)

大宮アルディージャ-------------------------
GK 1 北野貴之
DF 32 杉山新
DF 34 片岡洋介
DF 20 キム・ヨングォン
DF 26 村上和弘
MF 6 青木拓矢
MF 17 上田康太
MF 7 李天秀 (後半37分 MF 16 金久保順)
MF 11 藤本主税 (後半23分 MF 8 東慶悟)
FW 10 ラファエル
FW 37 ホドリゴ・ピンパォン (後半18分 FW 9 石原直樹)

ベガルタ仙台-------------------------
GK 16 林卓人
DF 25 菅井直樹
DF 5 曹秉局
DF 2 鎌田次郎
DF 27 朴柱成
MF 11 関口訓充
MF 14 高橋義希 (後半18分 MF 8 松下年宏)
MF 6 角田誠 (後半39分 FW 9 中原貴之)
MF 10 梁勇基
FW 15 太田吉彰
FW 24 赤嶺真吾 (後半22分 FW 13 中島裕希)



さて暦の上ではもう8月。試合数も今節で20試合目となったJ1。今回は大宮アルディージャの本拠地、NACK5スタジアム大宮での大宮アルディージャvsベガルタ仙台の試合を観戦しに行きました。

大宮はここまでホームNACKでまだ未勝利。前回の対戦では、仙台に競り勝ちアウェーながら勝ち点3を手に入れた大宮としては、そろそろホーム初勝利を手に入れたいところです。一方の仙台も、震災後のリーグ再開後の勢いが徐々に失われつつあり、気がつけば8位。大宮に勝って、浮上のきっかけをつかみたいです。

試合は仙台側の自由席で観ました。天候は、午前中は晴れていたものの試合開始が近づくと、すこしずつスタジアムの雲行きが怪しくなっていき、選手のウォーミングアップ時には、雨が降り始め、雷がはっきり見られるなど、嵐の中の試合が予想されました。


そして試合開始前には、8月4日に亡くなられた松田直樹さんへの黙とうがささげられました。黙とう時に松田さんが日本代表として出場した日韓W杯時代の背番号3の日本代表ユニフォームを掲げていた人などを見ると、松田さんがサポーターの垣根を越え、いかに人々に愛されていたかが感じられました。あらためて松田さんのご冥福をお祈りいたします。


さて試合が始まると、ホーム初勝利を目指す大宮が積極的にボールを回し、ピッチを大きく使った攻撃で、試合をコントロールします。MF上田康太のボールさばきやDFキム・ヨングォンによるロングフィード、FWラファエルの懐の深さを生かしたポストプレーを使った前線の選手への安定したボールの供給は、仙台DF陣を大いに混乱させました。

試合が動いたのは、前半14分。右サイドでボールを持ったMF李天秀が中にクロスを放ったボールは、中にいた選手が誰も触れず、ファーサイドにいたラファエルのもとへ。フリーのラファエル、落ち着いてボールをトラップ、そしてシュート。ボールはゴール右のネットを揺らし、大宮先制。

先制された仙台は、その後も大宮の前線からの積極的なプレスに苦しみ、後方でボールを失い、大宮のカウンター攻撃を受けるという光景に、スタンドからはため息が漏れていました。このままでは、また追加点が取られてしまうと思った矢先、ハーフウェーライン辺りで仙台が攻撃を組み立てようとボールを回していると、李天秀にボールをインターセプトされ、すぐさま前線に送ったボールが、前線のラファエルに渡ってしまいます。この時、大宮、仙台共に2対2。慌てて自陣のゴールに戻ろうとする仙台DF陣をあざ笑うかのように、ラファエルは左サイドにグラウンダーのパス。そこに待ち構えていたのはセレッソ大阪からシーズン途中に加入したFWホドリゴ・ピンパォン。ピンパォンはキーパーが迫ってくる中、左足で冷静にゴール左隅に流し込み、大宮に追加点をもたらします。このお手本のようなカウンターからのゴールは、チームに合流して間もない中のピンパォンの適応力の高さもうかがい知ることができました。

仙台は前半、ほとんど前線でボールがキープできず、闇雲にミドルシュートを撃たされ攻撃が終わってしまうなど、連動性を欠いた攻撃が続いてしまっていました。それでもゴールチャンスを数回作るなどゴールへの期待を匂わせたものの、シュートがバーやポストに直撃するという運にも見放され、前半は結局ノーゴール…。運をも味方につけ前半を2-0で折り返した大宮が、やっとホームで、やっと勝つ…。前半終了時は、多くの人が思っていたでしょう…。


さて雨もやみ、このまま大宮が逃げ切るだろうと思った試合の残り45分がスタートしました。すると、後半は打って変わって、仙台の前線からのハイプレッシャーによって、大宮が受け身になってしまい、良い流れだった前半の流れを断たれてしまい、完全に仙台ペースなゲーム展開になってしまいました。

仙台の両SBが盛んにオーバーラップする、サイドを使った攻撃に大宮は対応しきれず、後半10分、ペナルティエリアのやや外からMF梁勇基がファーサイドへ左足で正確なクロス。そこに待っていたのはFW赤嶺真吾。赤嶺のゴールで1点差になり、もう勢いは完全に仙台。残り時間は35分、まだまだ試合が分からなくなっていきました。

その後、8月のナイトゲームとはいえ、まだまだ暑いということが、選手に影響を与えたか、コンパクトさが徐々になくなり、攻守が分断した状態になり、お互いカウンター攻撃→DF陣が懸命にクリア。という展開になりました。

今一歩ゴールに結びつかず、このまま決定力不足に泣かされ負けてしまうのか…。そんななかあるプレーが仙台を再び勢いづかせます。それは仙台の攻撃中のときのこと。ボールが仙台の左サイドのタッチライン際まで流れてしまい、このまま大宮ボールになってしまうのか、誰もがそう思った時、仙台の左サイドバック朴柱成が懸命にスライディング。ボールを失くしてなるものかああああ。そんな気迫が感じるようなスライディングによって、ボールはかろうじてフィールド上に残り、そのまま仙台の攻撃につながりました。この攻撃によってゴールは生まれませんでしたが、あきらめない姿勢を前面に出した朴のプレーにサポーターは惜しみない拍手を送ります。しかしその代償は大きかった…。無理に足を伸ばしてしまった朴柱成、なんと足がつってしまいました…。つい先ほどの朴の決死のプレーを間近で見ているサポーターは「パ・ク・チュ・ソン」コールで後押し。そしてより大きな声援で仙台の同点ゴールを願いました。それに乗じて仙台の他の選手も必ず同点に追い付いてやるという、必死さがにじみ出るプレーが随所に見られるようになりました。

その思いが通じた瞬間が後半32分、ついに訪れます。右サイドからのコーナーキック。そのボールに合わせたのはDF曹秉局、しかし無情にも左ポストを叩く音が…。しかしボールはまだ死んでいない、誰が最初にボールに触るか…。数秒後、耳に入ったものは仙台サポーターの歓喜の声でした。DF菅井直樹が倒れたまま右足でゴールに流し込み、2-2の同点に追いついたのです。右サイドバックというポジションながら、点を取った今シーズン5点目のゴールは、貴重な貴重な同点弾でした。これには仙台サポーター、狂喜乱舞。1点目でできなかった分、同点ゴールで歌ったシャンゼリゼは、みなタオルをぶんぶん回していたような気がしました。


その後、両チーム死力を尽くしあった試合は2-2の引き分けに終わりました。試合終盤での、両チームの選手のボールに関係ない所で必死に足を伸ばしている様子は、まさに夏ならではの消耗戦を感じさせるものでした。


大宮にとっては2点差を追いつかれての痛い引き分け。またもホーム初勝利はお預けに…。仙台にとっては前半あまり良くない内容ながら、引き分けに持ち込んだ価値のある引き分け。試合後の感想として、試合後の選手そしてサポーターの反応が対照的だったのが印象に残りました。そしてやはりNACKはサッカー専用のスタジアムであるから臨場感があり、急斜もあるため2階からピッチ全体が見渡るなど、とても観戦におススメなスタジアムだなとあらためて思いました。なでしこフィーバーなどでサッカーに大きな関心が向けられている今日、皆さんスタジアムに足を運びましょう!!


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